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高龍寺函館山の北に位置する高龍寺は寛永10年(1633)、松前の法源寺の末寺として亀田地区に建立された由緒ある曹洞派の寺院。現在地に移転されたのは明治12年(1879)のことで、入母屋瓦葺きの屋根、総ケヤキ造りの本堂は明治33年(1900)、山門は明治44年(1911)の建築と、明治の函館の面影を見せる建築物が残されている。欄間など随所に施された精緻な彫刻が見るものを圧倒。またレンガ造りの防火塀も、繰り返し大火に見舞われた函館の歴史を示している。
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